「acanthe」は何と読む?読み方や意味を解説

「acanthe」の読み方は?

「acanthe」の日本語読み方は「アカンサス」となります​​。

「acanthe」の意味とは?

「acanthe」または「アカンサス」とは、キツネノマゴ科ハアザミ属(アカンサス属)の植物を総称する言葉で、普通は観賞用に栽培されるA. mollisを指します。この植物の名前にはギリシア語で「トゲ」という意味があります。アカンサスの葉はアザミに似た形をしており、古代ギリシア以来、建築物や内装の装飾モチーフとして用いられてきました。特に、ギリシア建築のコリント式オーダーの柱頭の特色となっており、ギリシアの国花にもなっています​​。

「acanthe」の補足情報

アカンサスは大型の常緑多年草で、地中海沿岸(北西アフリカ、ポルトガルからクロアチア)が原産です。葉には深い切れ込みがあり、光沢があることが特徴で、根元から叢生し、長さは1m、幅20cmほどになります。晩春から初夏にかけて高さ2mほどの花茎を出し、緑またはやや紫がかったとがった苞葉とともに花を咲かせます。花弁は筒状で、白や赤などの色があります。乾燥、日陰、寒気にも強いという特性があります​​。

まとめ

acanthe(アカンサス)は、観賞用に栽培される植物で、その葉は装飾のモチーフとして古代ギリシア時代から用いられてきました。原産地は地中海沿岸で、多年生の植物です。美しい葉と花を持つこの植物は、建築や芸術の世界においても重要な役割を果たしています。

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